「食育」って実際どうなの。〜味覚は心を育てるか?〜

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野菜画像

 先日ある番組を見ていると、世界の三國シェフが、「子供の食育」について熱く語っていました。
 私も、毎日朝と夜に子供のご飯支度をする身として、「どんなことをするのかな〜?」と気に留めて見て見たわけです。
 そしたら、小学生に「トリュフとフォアグラとキャビア」を食べさせていましたwww

 いやいやいやいや…w

 一瞬でも興味を持って見てた自分がバカみたいw
 でも、別になんの意味もなく高級素材食わせていたわけじゃなく、

「味覚を育てると、心が豊かに育つ。」
「小さいうちから色々な味覚に触れて欲しい。」

 と三國シェフはおっしゃっていました。

 そりゃトリュフやフォアグラやキャビアを食えるような家庭なら、別な要因で豊かに育ちそうなもんですけど、それは置いといて、毎日ブログを書いていると、「ネタになりそうなこと」に敏感なんですw

 そこで今回は、「食育」って言葉は何度も耳にしているけど「実際どうなの?」という疑問や、「味覚は本当に心を豊かにするか?」など考えていきます!

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「良い食事」の押し売り?食育に疲れる親達。

和食画像

 さて「食育」と聞くと、

「あー、このクソ忙しいのに、朝から和食作れだの、ハンバーガー禁止だの言ってくるうるさいやつね。」

 と、嫌悪感を抱く人も中にはいるのではないでしょうかw

 実際に「食育」と言われ啓蒙されている食事法の大半は形骸化しており、

「パンは子供をキレやすくする!」
「トランス脂肪酸は身体に悪い!」
「米最強!」「魚食え!」

 みたいな話が1人歩きし出しています。

 こういった情報をネットで見つけるたびに、いちいち驚くのにも疲れてきちゃいましたw

 「コーヒーは1日何杯飲めばいい」
 とか、
 「コーヒーは身体に良い・悪い」
 とか、その時々情報が違うのも厄介です。

 こんなこと気にしていること自体が一番身体に悪そうですw

 牛乳だって、身体に良い説と、身体に悪い説と未だにどっちも語られています。

 このように、「食育」といったって、牛乳の良い悪いすらはっきりしない世の中で、誰を信じ、何を食べたら良いのか、私たち庶民はわからないわけですw

 んで結局、いっとき気にしたとしてもすぐ「まあ好きなもの食おう」ってなっちゃうんですよね。

 なので私が我が家で食事を作る時に気にしているのはただ一つ

 「偏らないこと」

 要するにバランスです。

 バランスとってりゃ何食おうが問題ないのではないでしょうか?
 以下からその話をしていきます!

食育だろうが行きすぎた信条は最早宗教。

ハンバーガー画像

 基本的に、何かを過度に信じ、何かに過度にのめり込むことのない私は、

「絶対ファーストフードは食べさせません」
「カット野菜は添加物まみれなので食べません」
「マクロビオティック万歳」

 とか言っている人たちは全員、「食事潔癖症」だと思っています。

↓こんな感じのご飯を毎食食べるのは、そりゃ嫌悪感を感じるけど。

ファーストフード画像 

たまに↓これくら食べたって問題ないでしょうw

ハンバーガー画像

 他でバランス取れていれば問題ないと思うのですが。

添加物の身体への影響は?毒だが害はない?

 そもそも添加物自体はもちろん発ガン性のある毒物と見れますが、「どれだけ摂取したら危険か」は案外盲点になってしまっています。

 これに関しても調べると、人間が毎日一生かかって食品から添加物を摂取しても、危険性がある数値までの1%程度しか蓄積されないというデータもあります。
参照:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1164717211
参照:http://トレンドニュース.com/1063.html#1

 豊洲市場の移転問題みたいに、「安全」と「安心」がごっちゃ混ぜになっているわけですね。
 「毒性が〜!!」って話題が取り上げられると、「安心が崩壊」するけど実は「安全的に問題ない」場合も多いわけです。

 他にも「甘いもの」とか、過度に敬遠する親御さんもいますけど、これも要するに「食べ過ぎなければ問題ない」と思ってます。

過度な主張より、基本の食事バランス!

 食育に関して色々調べていると、出るわ出るわ「特定の方法論」に過度に傾倒した思想や(例えば和食崇拝)、それに振り回され、疲れてしまう真面目な親御さんの悲痛な叫び。

 子供の健やかな成長を願ったり、自分が作る食事が子供の人生を決めてしまうという思いが強すぎると、無理してしまうのでしょう。

 良い食事というのは本来、人生を楽しむ一つの「手段」でしかないのに、良い食事をすること自体が「目的」になってしまうんですね。手段の目的化というやつです。

 乳幼児から高校生まで! 管理栄養士パパの 親子の食育BOOKの著者「成田崇信」は、以下のように述べています。

 子どもにとって本当に必要な栄養と食事については、厚生労働省によって『食事摂取基準』や『食事バランスガイド』(農林水産省と共同)などが作成されており、ここから大きく外れていなければ大抵は問題ない。
引用:http://www.huffingtonpost.jp/takanobu-narita/child-food_b_8137560.html

 つまりよく食育で見る図

食事バランス画像

引用:厚生労働省HPより

 ↑これを基準にバランス保っていれば問題ないわけですね。

 さらに成田崇信氏は、

◯「子供だって精密機器ではないんだから、多少バランスが悪い日があったって、トータルでバランスが取れていれば大丈夫」
◯「食べ物は薬じゃない、1つのものを食べ続けることで、劇的に良い方向へ変わるとうことはありえない。」
◯「極端なものを除けば、それ以外のことは信じても、それほど害がないことが多い。」

 などなど、食育に関して非常に示唆に富んだ発言をされています。

味覚は心を育てるか?

ちょこと子

 ここまで、

「食育に関してはバランスさえ保てば問題ない」
「添加物〜とかファストフード〜とか過度に気にしなくていい」

 という話をしてきました。

 じゃあ食育になんの意味があるのでしょうか?
 ここで、今回この記事を書くきっかけになった、三國シェフの言葉に立ち返ります。

 「味覚は心を豊かに育てる」

 これも正直、「味⇆心」って、一見繋がらないので、とんでも理論のひとつに感じますw
 けど、これに関してとても示唆にとんだ研究がありますので、以下に紹介します。

実験
・頬のあたりにある上唇挙筋という筋肉に、筋電図をつけ、いろんな味を舐める。
甘い・辛い・酸っぱい・苦いなどの味覚の中で、上唇挙筋が収縮するのは、苦いものを舐めた時だけ。
・ウジ虫やゴキブリなどの 写真を見た瞬間の筋電図をみると、上唇挙筋が収縮している。
・さらに、トランプゲームをしていて相手がルール違反をした時、つまりモラルをおかしたのを目撃した時も収縮する。
結果
・苦みという味覚と、 嫌悪をもよおすシーンを見た時の心理と、反道徳的な行動を見た時の心理の3つが、同じ脳回路に起源を持つことを意味している。

 これはちゃんとした科学雑誌「サイエンス」に発表された論文で、これを受けて脳科学者の池谷祐二は、以下のように述べている。

・「私たちの一見高度なモラル、同情、認知機能などは、分解していくと実はかなりシンプルな身体性を基調としていることがわかる。」
・「脳は味覚のような原始的なシステムを、高度な認知機能に転用している。」

 つまり、味覚と心は密接に繋がりあっているということですね。これには私も驚きました。

 例えば、「甘い記憶」とか「苦い思い出」って表現があります。
 これ説明されなくてもなんとなく言いたいことがわかりますよね?

 味覚と感情が繋がりようのないものなら、言葉の意味が理解できないし、そもそもこのような言葉が生まれないですね。もっと別な言い方になっていたはずです。

 他にも、味覚は感情とセットで語用されることが多くて、「辛口批評家」とかは、人に厳しい評価を下すことを「辛口」と味で表現しています。

 初恋のなんとも言えない感情を「甘酸っぱい」と言う「味」でいとも簡単に表現できてしまうのも、「味覚」と「心」の密接さがなせる技に感じます。

 自分にとって都合のいい話なんかを「美味い話」なんて言いますね。逆に都合の悪いことを「不味い!」とか言います。

 このように「心」を「味覚」で表現する文化は、日本だけではなく「世界共通」で見られるそうです。

 欧米でも「スイートメモリー」は甘い記憶だし、「ビターメモリー」は苦い記憶ですよね。

 こうしてみると、どうやら「味覚」と「心」は切っても切り離せないもののようです。

 うつ病のような心の病では「味を感じなくなる」のも、心の有りようと味覚の繋がりを感じさせます。

 このように、調べていくと三國シェフが述べていた、

「味覚は心を豊かにする」

 という理論も、あながち嘘ではないのかなと思わされますね。

まとめ

まとめの画像

 今日わかったことは、

①食育って、過度に偏った思想に入れ知恵されるより、バランスさえ大事にしていたら問題ないですよ。
②添加物やファストフードなど毒性はあるが、一生かかっても身体に影響するほど蓄積できませんよ。
③味覚と心は密接に関係しているので、「味覚を豊かにすることは、心の豊かさに影響する」かもしれませんよ。

 このくらいですかね!

 参考になりましたでしょうか?

 一言で言ってしまえば、「程よいバランス」で「様々なものを口にする」

 それで十分な気がします。


おまけの小話
 我が家の長女の味覚は、超絶磨かれていると思いますw
 驚くほど何でも食べるんです。「口にしないものはないのか!?」ってくらい。
 「蟹味噌」も食べるし、「タチ」も食べるし、「塩辛」も「うに」も食べる。
 私が「ブラックコーヒー」飲んでたら、必ず一口か二口「のませてー!」と来て、不味くないのか聞いても「美味しい」と答えます(顔は引きつってるw)。
 焼肉とか焼き鳥でも、「レバー」とかも平気だし、「やげん軟骨たべたい!」とか、中年のおっさんみたいなこと言いますw
 終いには、親も敬遠して残す「魚眼」まで食べますからねw 
 私は長女が小さい時から(なるべく)1日30品目を目標に、偏りのないバランスの取れた食事を心がけてきました。そうすると自然と使う「食材」も増えざるおえません。
 そのおかげで現在も好き嫌いがないのかなと、勝手に自負しております。
 けど気にしすぎると、本文中にも書いたように「親がバテちゃう」ので、普通にハンバーガーやパンケーキで昼飯済ます!みたいな日もありますけどねw

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4歳のおしゃべり長女&0歳のおしゃぶり長男の父。元々根暗なゲーマー。子供が産まれ一念発起しイクメンに(なりきれてない)。現在「育休中」。一人悶々考えるのが好き。時折それを妻に話すも対して相手にされないのでブログで綴るw ペコパパについて詳細
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