【夏休みの主役は子供では?】大人の都合で語られる「夏休み短縮問題」

記事が気に入ったらシェアしてね(^^)/

夏休み

こんにちは!大人になってから恋しくなる子供時代の思い出でNo1は「夏休み」のぺこぱぱです。
朝起きて夜寝るまで、「今日は何をしようか。」という選択肢がすべて自分本意になる時間。「自分がやりたいこと」以外のしがらみがほとんどない時間。
あんな時間は後にも先にも夏休みくらいしかないんじゃないかと思います。

ロダ男
ぺこぱぱも育児休業1年取得して毎日休みじゃないか。
ぺこぱぱ
いやいや、子供の夏休みとは雲泥の差でしょ。育休は自分のためにあらず。赤ちゃんや妻のためにあるんだよ。
ロダ男
ところで夏休みが短くなるかもしれないってニュースがやってたね。
ぺこぱぱ
えぇぇぇぇぇ!?まじ!?
ロダ男
うん。24日を10日に。
ぺこぱぱ
そ…そんな。なんのために小学生やってるんだ。
ロダ男
いや少なくとも夏休みのためじゃないよねw

そんなわけで、静岡県の小学校で夏休み短縮の案が検討され、保護者向けにも説明会が行われました。そして総合教育会議にてその案は了承されたそうです。

実はこれは初めての例ではなく、すでに横浜・埼玉・大阪などでも実施されています。

今なぜ「夏休みの短縮」が全国で次々に巻き起こっているのか?今回はそのお話について考えていきたいと思います。

まずは、「夏休みとは元々なんのためにあったのか?」その以外な理由から!

スポンサーリンク
レクラングル大

夏休みってなんのためにあるの?

夏休み

実は夏休みは「子供達が自由に遊べるリフレッシュ期間」みたいな意味合いで制定されたものではありません。

元々は「教室が暑くなりすぎて勉強どころじゃないから」制定されたのです。

教員A
(暑くて)これじゃあ授業にならん!
教員B
夏の間は休みでいいんじゃね?

もちろんエアコンなんてなかった時代のお話ですよね。しかも今ほどカリキュラムもかつかつじゃないし、先生方の書類仕事(デスクワーク)も今ほどなかったでしょうしね。

ロダ男
そんな理由で夏休みってあったのか。
ぺこぱぱ
そうなんだね。つまり冷暖房が完備された今の時代の教室では…。
ロダ男
暑くな〜い!授業でき〜る!
ぺこぱぱ
元々の制度が生まれた理由を鑑みれば、そうなるよね残念ながら…。

さて、さすがに「もうエアコンあるんだから、夏の間も勉強できるよね?(ニコッ)」という理由だけで夏休みは削られたわけではありません。

実は他にも深刻な「先生側」の問題があるんですね。

学校の先生忙しすぎる問題。過労死ラインなんて余裕でオーバー。

教員過労

夏休みを減らすとどうなるか?もちろん授業できる日数が増えるんですね。

そうすると、1日あたりに詰め込む授業料が少し緩和されます。これは教員側の悲願なんですよね。なぜかというと、今教職員の就労時間が大変なことになっているからです。

昭和41年度は、月平均およそ8時間だった残業が、平成18年度は、およそ42時間と、5倍以上になっているそうです(文部科学省調査)。

最近の調査では、90時間とか100時間の残業がといわれているものもありますね。
月80時間以上の残業で言うと小学校教員の「7割強」中学校教員の「9割弱」が当てはまるそうです。

最近話題になった政府の「働き方改革」で出た時間外労働の縛りも、「特別な理由があれば月100時間未満で」との特例も記載され物議を醸しましたよね。

ちなみに過労死ラインは「80時間」と言われています。月に20日働くなら、1日4時間の残業が限度ですよね。

ロダ男
電通も真っ青のブラックっぷりだね。
ぺこぱぱ
しかも残業代は支給されないからね。「給特法」って法律上、教員は残業していないことになるそうだ。
ロダ男
まじかよ。その上生徒から尊敬もされず臭いだのうざいだの言われたら…。
ぺこぱぱ
生きてけないよね…。

そんなわけで、夏休みを減らして、授業できる日数を増やすことで、先生の長時間労働問題を緩和しようってわけなんですね。

その提案に父兄の方々はなんと言うのでしょうか?実は親も二つ返事で歓迎する“理由”があるんですね…。

共働き世帯の親は夏休みに困っている問題。

夏休み

そもそもよく考えたら、共働きが多い現代で、子供の夏休みは親にとって悩みのタネなんですね。

学童保育は満員で入れない。近くに頼れる祖父母もいない。鍵っ子にしとくのもなんか不安。

そう思った親の多くはどうするか、「そうだ!塾の夏期講習に通わそう!預かってくれて勉強もできて一石二鳥〜♪」となるわけですね。

働くママにとっても、子供の夏休みが減ることは歓迎のようです。

共働きが多く、景気の先行きも暗い現代では、夏休みにお金を使って親子でレジャーに行く習慣も減ってきているのが現状です。

その代わり、塾や習い事などの教育費用は年々増加傾向にあります。

ロダ男
なんだか世知辛い世の中だなぁ。
ぺこぱぱ
夏休みが減る。理由は教員が過労死しそう。親も共働きで必死に働いてるから夏休みは邪魔。塾にでもいってって!ってなぁ…。
ロダ男
大人の事情ばっかじゃん。まさに外道!
ぺこぱぱ
すくなくとも子供達は反発しているだろうからね。可哀想に。けど、子供が可哀想って安易な正義感振りかざしたところで問題は1mmも解決しないんだよね…。

そんなわけで、大人たちにとっては救済処置的な位置付けになってしまい、今後も全国的に展開されていきそうな「夏休みの短縮」。

土曜授業も復活して、夏休みも減って授業が増え、短い夏休みも共働きで相手できないから塾の夏期講習へ…。

ゆとりから脱ゆとりへと振り子が揺れ戻してきて、畳み掛けるように「ゆとり」がなくなっていく現代の子供達の未来やいかに。

今日の考えた

まとめ

チェック 夏休み短縮の方針が全国的に増えつつある。
チェック 元々、夏休みは「教室が暑すぎた」のでできたもの(今はエアコンあるw)。
チェック 教員の時間外労働がヤバい。夏休み減らして授業コマ数増やせば緩和される。
チェック 共働き世帯も、20日以上もある子供の夏休みは悩みのタネだった。減るのは歓迎。
チェック 子供達は当然反発する。けど「可哀想」と声をあげたところで何も解決しない。

そんなわけで「夏休み短縮」のお話をしてきましたがいかがでしょうか?

「なんか納得いかないな。」「もやもやする。」というかたが多いのでは。

合理的に考えれば

「教員の残業が減る!教員のワークライフバランスも改善する!夏休みに子供が家にいる期間が減れば女性の社会進出もしやすい!授業コマ数が増えれば学力の向上も期待できる!」
「メリットばっかりでやらない理由なんてない!」

って話です。

けどなんか「モヤモヤ」するこの気持ち悪さは、夏休みの主役は“子供”だったはずなのに、大人の都合が「主役」になって語られていることが原因じゃないかと思っています。

もう一つの「モヤモヤ」の原因は、「夏休みを減らせば教員の残業を分散できる!」ってなる前に考えられる対策はなかったのかって話です。

教員負担削減でよく言われるもの
無駄なデスクワークの短縮。部活動の外部コーチ化。業務のIT化による効率up。そもそも教員を増やす。

それをやるより、夏休みをドーンと減らす方が手っ取り早いのもわかりますけどね。上記の対策にお金も手間もかかるし。

しかも、共働きの親世代とも「夏休みを減らす」ことで互いが得られる利害が一致しているときたもんです。そりゃあ話も進めやすいですよねw

ロダ男
子供達の声はないのか?
ぺこぱぱ
ニュースなんかには「不満の声が」くらいしかかかれてないね〜。
ロダ男
生徒にはなんて説明したのかな。「先生たち過労でやばいんだぁぁ〜。君らの夏休みを先生の授業に譲ってくれぇぇ〜うぉ〜〜ん。」って泣きついたのか?
ぺこぱぱ
教師は威厳やプライドを気にするから、そうストレートには言わないだろうね。
教員
君たちの授業をこれからも適正に行っていけるように仕方無くこのような形になった。君たちのためだ。
ぺこぱぱ
くらいな感じじゃない?w
ロダ男
いずれにしろ「かっこ悪い大人」「都合のいい大人」って印象だけが生徒には残りそうだね。
ぺこぱぱ
そうだね。夏休みを短縮された生徒は、「こんな理不尽な大人になるもんか」ってせめて奮起してほしいね…。

冒頭導入文にも書いた通り、31年間生きてきてどの思い出が一番ノスタルジーかと聞かれれば、私は間違いなく「夏休み」。

それを楽しむ余裕くらいは世の中にあってほしいものですね。みなさんはどうお考えですか?

おしまい!

今日の一枚

今回の話を考えたあとに聞くこの曲には抜群の破壊力があります。

感情の琴線をガンガン震わせてくる。

「イイね」でFollow!
記事更新通知が届く!

Follow求む!!
The following two tabs change content below.
4歳のおしゃべり長女&0歳のおしゃぶり長男の父。元々根暗なゲーマー。子供が産まれ一念発起しイクメンに(なりきれてない)。現在「育休中」。一人悶々考えるのが好き。時折それを妻に話すも対して相手にされないのでブログで綴るw ペコパパについて詳細
スポンサーリンク
レクラングル大
レクラングル大

記事が気に入ったらシェアしてね(^^)/

お父さんもお母さんもお姉さんも