【男の育休】俺が育児休業取得したのはスラムダンクの「井上雄彦」の影響。

記事が気に入ったらシェアしてね(^^)/

漫画カット画像

(C)2009 I.T.Planning,Inc.

「男の育児休暇」「スラダンの井上雄彦」は、関連性が見えなさすぎて、みなさん頭に「?」が浮かぶでしょうw

私は仕事よりどちらかと言えば家族との時間を大切にする考えを「井上雄彦の漫画」から学びました。

<<以下の記事では、北の国からの「黒板五郎」に憧れて、「男は背中で語る」を育児で実践しようとした話を記しています。影響受けやすいんですw>>

「親父は背中で語る」を実践して「悲惨な背中」になった話
「やり抜く力」を子供に体現して見せようと、率先してスノーボードデビューし「無残な姿」になるまでの私記。

みなさんは「スラムダンク」ではなく、「リアル」って漫画知っていますか?

スラムダンクは知っているけど、「リアル」は知らないっていう人は多いでしょう。

実は井上雄彦が書いている「バスケット漫画」はスラダン以外にもう一つあって、それが「リアル」なんですよ。

これが20代前半の頃「男は働いてなんぼ、仕事してりゃOKと、世間の価値観を疑っていなかった私の考えを360度変えてしまったんです。
360度じゃ元の位置に戻るだけw180度ですね!(いらんボケ)

以下から簡単にですが、私が育休をとるにいたった、心震える「リアル」のストーリーの一部を紹介します!

「井上雄彦はスラダンしか知らない」

「男が育休?働けよ!

 
という人にこそ一読してもらいたいです!

スポンサーリンク
レクラングル大

交通事故で下半身付随になった主人公「高橋」

漫画カット画像

引用:井上雄彦リアルより

リアルには主人公が3人(全員やはりバスケをしているw)いて、そのうちの1人「高橋久信」の、「父親」とのエピソードが、私の「仕事と家族の向き合い方」の概念を揺るがしました。

この「高橋久信」という主人公は高校のバスケットボール部員。勉強もスポーツもでき、女子にもモテモテなため、他人を見下す傾向のある「嫌味な奴」です。

人間に「A」とか「C」とかランクまでつける始末で、一番悪いのを「底辺ランク」と呼んでいます。

そんな高橋が、ある日「交通事故」で下半身不随になってしまう。

元々性根の腐った性格だった高橋は、

「なんで俺なんだ…。」
「自分がバカにしていた底辺ランクの人間になってしまった…。」

と、自暴自棄になります。

そこに、小学4年生のころに離婚した「父親」が8年ぶりに高橋の前に姿を表すとの一報が入ったのです。

エリートサラリーマンで息子と向き合えなかった父

サラリーマン画像

photo by Vector Open Stock

高橋の両親は、小4のときに離婚しています。しかし高橋にとって父は「尊敬できる偉大な父」でした。

それは何故かというと、高橋に「手作りのバスケットゴール」を作ってくれ、いつも家の庭で「1on1」をし、幼少期から高橋がバスケットをするきっかけを作り、鍛えてくれた人だったのです。

ところが、高橋の父は仕事が忙しくなるにつれ、息子と「1on1」をする機会が減っていきました。

高橋はというと、小学校の部活で「スタメン抜擢されたこと」や「レッグスルー」という技を覚え、高学年を翻弄していることなどを、父親に聞いて欲しくてたまりません。

漫画カット画像

引用:リアル(井上雄彦)より

ところが、高橋の父はいつも「帰りが遅く、朝も早い」ため、「報告」することも「1on1」することもかないませんでした。

漫画カット画像

引用:リアル(井上雄彦)より

そして小学4年生のある日、高橋に何も知らされず、父親は家を去ります。離婚したのです。

車で家を去る間際の父親を高橋は小学校の下校途中に発見します。

何も知らずに、「珍しく父さんの仕事が早く終わった!」と勘違いをし、必死に車に向かって叫びます。
ところが、父親は一瞬高橋の方を見たようなそぶりを見せましたが、そのまま通り過ぎていくのでした。

家に帰って母親に「父さんが昼間なのにいた!」と興奮ぎみに話すも、母さんは浮かない表情。
それからずっと「父親の帰りを待つ少年」の前に、バスケを教えてくれた偉大な父は姿を表さないのでした。

離婚した父に書いた手紙

離婚画像

そんなある日、母親に「父さんはもう戻ってこない」と知らされショックをうけます。
それでも高橋少年が書いた手紙が、心にしみるので以下に抜粋します。

「父さん。僕はレッグスルーができるようになりました。いつか父さんに見てもらいたいです。そしてまた褒めてもらいたいです。
だから…だから早く家に帰ってきてください。お願いです。ずっと待っています。ずっとずっと。」

こうして父親と離れ離れになった高橋は、やがてバスケへの情熱が失せ、周囲よりどれだけ上手くとも「バスケが面白いと感じることはない」、おまけに「捻くれた嫌味な奴」へと変貌していきます。

それから8年「交通事故」をきっかけに父が姿を現し、再開したのですが、それが最悪の事態を招きました。

底辺人間になった父をみて「自殺未遂」

病室画像

高橋は病院の一室で、動けない身体になった自分を、バスケットボールのうまかった「かっこいいお父さん」が、「底辺の人間になった」と思うんじゃないかとヤキモキして待っていました。

ところが、現れた「現在の父親」は、ヨボヨボに老いぼれ、エリートサラリーマンも辞め、山奥で売れない「陶芸家」をやっていたのです。鼻毛はボーボーで、顔には陶芸の泥がついており、「あの頃の父親像」はいっきに崩れ去り、

「自分の父親は底辺の人間だったんだ。底辺の親なんだから、俺も元々底辺ランクになる運命だった」

と、自暴自棄が一層加速した高橋は、父親が見舞いにきたその日に自殺未遂を起こします。

怒り狂った母親は「もう2度とあの子に会わないで」と元夫に告げました。

山奥の父親の自宅へ外泊する高橋

ところが、高橋の主治医は、「父親がキーマンになる」と考え、危険や無理を承知で、父親のもとに高橋を「一泊」させることにしました。

父親は、道中タクシーや駅で手を貸してくれた人にお礼も言わない高橋に、

「あの態度はよくない。改めなさい」

と諭しました。

ところが意図せず父親に連れてこられて不満の募っていた高橋は、精一杯の皮肉をこめて

「おいおい、まるで父親みたいな事を言いますね?」

と、悪態をつくのでした。

漫画カット画像

引用:リアル(井上雄彦)より

嫌味を言われ衝撃を受けた父の頭には、赤ちゃんだった高橋の「満面の笑み」「抱き上げた日のこと」がフラッシュバックします。

漫画カット画像

引用:リアル(井上雄彦)より

陶芸をきっかけに高橋の心の声が溢れ出る

陶芸画像

2人の距離が縮まるいとぐちも見えぬまま、父は仕事である「陶芸」の作業に、高橋を誘って見ます。

もちろん高橋は初めてなので、上手くいくわけもなく、すぐにやめてしまいます。

その時、高橋の父は、

「正解があるわけじゃない。何かに似せる必要もない。形を整えることより、思いをまず聞いてあげること。」
「本当に聞こえるまで耳をすますこと、そしてその想いに従えばいい。」

と、陶芸の極意を伝えます。そして、

「君自身の声を聞こえないふりをしていると、そのうち本当に聞こえなくなってしまう。君の思いをそのまま表したらいい。」

と、諭します。陶芸において形を整える極意として言ったことかもしれませんが、高橋は「聞こえなくなってしまった自分の声」という言葉に、幼少期に蓋をして「封印」していた、「父親に褒めてもらいたかった」「一緒にバスケがやりたかった」という思いがこみ上げ、ついに決壊します。

僕のバスケはもう見てもらえないっ!!

高橋は振り絞るように、時に激しく父親に「忘れていた思い」をぶつけ始めます。

「ずっと見てもらいたい、褒めてもらいたいと思っていたんだっ…だけど父さんはいなかった!!!」
「(半身不随になって)今頃あって何を見てもらうって言うんだっ。」
「もう遅い!今頃あったってもう遅い!!もう何も…もう何もできなくなったんだ…。」

漫画カット画像

引用:リアル(井上雄彦)より

引用:リアル(井上雄彦)より

ここまでクールで嫌味な高校生だった高橋が、小学生のころに蓋をした思いを、泣きじゃくりながら父親にぶつけるシーンです。

仕事に打ち込んだ高橋父の後悔

改札画像

ここまでが大まかな「高橋少年と父」のエピソードです!長くなってすいません。プライベートでもこの話をすると長くなって、興味のない人には退屈がられますw

実は上のエピソードの流れの中で、高橋父が語った名言がもう一つあって、それが私の価値観に衝撃を与えました。
その名言を取り上げるための、上記までのエピソードでもあります(前置きには長すぎるw)。
それが以下のセリフ。

「私が必死に働いたあの職場、あの仕事は私でなければいけなかったのだろうか?息子の成長を見逃してまでやることだったのだろうか?そうじゃなかった気が今はしている。」

このセリフは、「社会は変えならいくらでもいる。けど、子の親は自分しかいない。」という真実を突きつけています。

もちろん綺麗事だけでは生活できません。

子供を育てるには金だって必要だから、最低限困らないくらい稼ぐのはもちろんです。

そしてもちろん、人にはそれぞれ価値観があるから、

「子供はほっときゃ育つ」という意見もあります。

けど私は「会社もほっときゃ育つw」と思っているので、どちらも同じなら代えの効かない「父親」というポジションを大事にしたいと思ったのですねw

まとめ

9割前置きとストーリーに費やし、結論1割の微妙な構成になってしまいましたが、以上が「私が育休をとったリアルな理由」です!

ちょっと漫画のタイトルにひっかけて言って見ましたw

ちなみに、ここで語ったストーリーは3巻までで読めます。気になるかたはぜひ3巻までだけでも読んで見て欲しい!(特に育休取得で迷っているかた)そして感想を聞きたい。
(現在14巻まで出ていて、一巻一年のペースなんで、今から全部呼んでも、十分間に合いますよ!)

周りには「育児に積極派」のお父さんも、「仕事一筋派」のお父さんも、「どちらもバランスとってる」お父さんも、様々いますね。

人生は十人十色で、正解のないものですから、誰が誰を批判することもできません。
その前提を忘れると、

↑この人みたくなってしまいますw(まぁこれは長谷川豊式の炎上商法なんだろうけどw)。

高橋父が言ったように「自分の本当の声」に耳を澄まして、その上で自分がどのように生きたいのか、選んでいきたいですね!

「君自身の声を…聞こえないふりをしていると…そのうち本当に聞こえなくなってしまう。」by高橋の父

漫画カット画像

引用:リアル(井上雄彦)より

 

「イイね」でFollow!
記事更新通知が届く!

Follow求む!!
The following two tabs change content below.
4歳のおしゃべり長女&0歳のおしゃぶり長男の父。元々根暗なゲーマー。子供が産まれ一念発起しイクメンに(なりきれてない)。現在「育休中」。一人悶々考えるのが好き。時折それを妻に話すも対して相手にされないのでブログで綴るw ペコパパについて詳細
スポンサーリンク
レクラングル大
レクラングル大

記事が気に入ったらシェアしてね(^^)/

お父さんもお母さんもお姉さんも