【書評】池谷裕二の「パパは脳研究者」〜子供を育てる脳科学〜を読んでみた!

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パパは脳研究者

こんにちは!夜11時前後の甘い物がやめられないぺこぱぱですw

今日は満を辞して脳研究者:池谷裕二さんの子育て本の書評です。書店でも在庫切れ、アマゾンでもベストセラー1位の新書です!

ロダ男
池谷…だれ?体操の選手?
ぺこぱぱ
それ池谷幸雄だろw脳研究者にして2児のパパ。脳科学本で多数のヒット作を世に送り出しているよ!
ロダ男
なんか雰囲気が胡散臭くない…
ぺこぱぱ
失礼なw話はすごく面白いよ!
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脳研究者にして2児の父。「池谷裕二パパ」はどんな人?

疑問

そんなわけで、池谷さんの写真ってどこか力が抜けたような写真が多いですが、論調はすごく筋の通った「The 研究者」って感じの人ですwあくまで「サイエンス」をベースに、一般人にも噛み砕いてわかりやすく語る感じ。

写真だけなら「澤口俊之さん」のほうが、よっぽど真面目でロジカルな話してくれそうだけど、ホンマでっかTVみてても“あんな感じ”ですしね…w噛み砕きすぎというかw

けど、名誉のために言っておくと、バラエティだからあんなんになってるけど、著書読んだらめっちゃ堅くて真面目な感じですw

IQじゃなくEQって聞きなれない視点で「人間に必要な要素」を語っていますが、今回は関係ないのでここでははしょります。(前頭葉系の話で、結局“非認知能力”系の話。当ブログでも後半に出てきます)

池谷裕二さんの著書はというと、「進化しすぎた脳」「単純な脳、複雑な私」「脳には妙な癖がある」「脳はなにかと言い訳する」「脳はこんなに悩ましい」などなど読み漁り、週刊朝日の連載(パテカトルの万能薬)、クーヨンの連載(脳研究者パパの悩める子育て)は毎月欠かさず読んでいました。

Aさん
脳科学の本よくそんな読みあされるな…

って思うかもしれませんが、「ディープ」な話題を、「マイルド」なテイストで、凡人にもわかりやすく提示してくれるのが、池谷節なのです。

コクも香りも酸味も苦味も、全て際立った、「扱いにくい高難易度のコーヒー豆」を、万人の口に合うように煎れることのできる「バリスタ」って感じですw

【「パパは脳研究者」〜子供を育てる脳科学〜】の中身を紹介!

パパは脳科学者 レビュー

さて、そんな「カリスマバリスタ」のような脳研究者「池谷裕二パパ」が、様々な脳科学の知見を活かし、子育てを語るとどうなるか…?

読み進めれば読み進めるほど、

ぺこぱぱ
親バカかっ!

…じゃなくて

ぺこぱぱ
「がってん!」「がってん!」

と、手のひらの上で「ぽんっ」と手を叩いてしまいます。

がってん

引用:naver

じゃあ中身はどんなことが書いてあるのか?内容はとりあえず置いといて、タイトルを一部抜粋して書き出してみましょう。

・「三つ子の魂百まで」って本当?
・才能って、遺伝や環境でどこまで決まるの?
・氾濫する「早期教育」の真実
・しつけの分岐点、「ほめる」と「しかる」
・脳の目覚しい学習
・適当だから人はすごい!?
・ヒトとサル、どっちが幸せ?
・いいも悪いも親に似てくる!?
・3歳は1つの節目
・子供は親をよく見てます
・なぜ?なに?大歓迎!
・見栄は理想へのモチベーション

などなど。面白そうなタイトルがずらり。これでも本当に一部ですw

中には本当に育児書?ってタイトルもありますねw「ヒトとサル、どっちが幸せ?」とかwけどこういう哲学的な題材もさらっと扱うのが、池谷さんの面白みでもあります。

ロダ男
タイトルだけじゃ面白みが伝わらねーよー!(ぶーぶー)
ぺこぱぱ
そうかい?じゃあちょっとだけ「どんなことが書いてあるか」紹介しようか!

【子供の才能と遺伝】本当のところ遺伝子でどこまで将来は決まっている?

子供の才能と遺伝

絶対音感。運動神経。計算力。読み書き。外国語の得手不得手。

などなど、あらゆる「才能」「能力」は、多かれ少なかれ「遺伝の影響」をうけることがわかっています。

「どのくらい?」とか、詳しい内容はここでは割愛します。別記事で「行動遺伝学者」の安藤寿康さんの著書、「日本人の9割が知らない遺伝の真実」を紹介していますので、気になる方はどうぞ!

↓ちなみにこの本です。
 

池谷さんが前掲書で語るのは、「遺伝子」から将来を予測する論調の歯切れの悪さについて。

池谷さんは自らも遺伝子検査を専門業者に以来した経験があります。「脳はこんなに悩ましい」で中村うさぎさんとも話していましたが、実は「プロ並みのスプリンターの資質」が発見されたそうですw

実際、学生時代は文化系の部活しかしていないのに、運動会で陸上部を差し置いて「リレーのクラス代表」になったり、短距離走やジャンプ力の成績がよかったそう。

じゃあなんで「陸上日本代表」として、ケンブリッジ飛鳥にバトンを繋いでいないのでしょうか?w

良い遺伝子を持っていても、結局最後は「やり抜く力(グリット)」

グリット

それは、「運動が嫌い」だからだそうですw

つまり少なくとも「足が早いスプリンターの資質」が「オリンピック日本代表」という人生を決定づけるには、

①その対象が好きかどうか。
②訓練を重ねる“努力する資質”があるか。
③訓練で“伸びる資質”があるか。
④めげない“根気の資質”があるか。

などなどの「複合的要素」が必要なわけです。「足が早い遺伝子」だけ持っていたって宝の持ち腐れなわけですねw

この辺の話は、

結局「人生の成功」ってのは「やり抜く力」や「自制心」を図れば予測できた。

って話にも共通しそうです。

有名な「マシュマロ・テスト」とか「グリット」の話ですね。詳しくは以下をどうぞ。

「努力する資質」や「根気」などはIQで図れず、「非認知能力」と呼ばれ、教育界はこれらをどう伸ばすかで躍起になっています。2020年からは世界から大分遅れて日本でも取り組まれます(いつものこと)。

子供の才能を伸ばすため大切な要素ってなんだろう?

子供 才能

話が逸れましたが、池谷さんは「特定の遺伝子だけで将来を予測(決定づける)」することのナンセンスさを突きつけつつも、「じゃあ子供の将来を作るものってなんだろう?」という視点も前掲書で語られています。

詳しく書き出すときりがないので、ざっくり言うと、

「才能=反射力」

つまりとっさの事態や不足の事態にどれだけ対処できるか?

お笑い芸人が「才気溢れて」見えるのは、どんな場面にも即座の対応力を見せるからでしょうw

そして、

「反射力=多体験」

つまり、とっさの対応力は「数々の良質な経験」から生まれると。

多くの良質な体験が将来の才能の材料となる〜可愛い子には多体験を〜

将棋の羽生名人が、どうしてそんなに勝つのかと聞かれ、「勝負勘」と答える“あれ”ですねw

またはバッターがピッチャーの打球を打ち返す時とか。あの小さな玉が「150km」とかで飛んできたら、目で見えてバット当てる角度計算して打ってるわけじゃないですからねw

打者
なんとなくこの辺に出せば、あの辺に飛ぶか?

って反射力で打っているわけです。場数が多ければ多いほどその「反射力」いわば「勘」は磨かれ、正確になるでしょう。

まとめると、

様々な体験が「自分の反射力(場面での対処能力)」につながり、蓄積すればするほど「才能」と呼べる代物になる。

ってことですね!おそらく、デジタル機器よりも原体験が子供を育てると言われる所以にも繋がる思想だと思います。

様々な体験を通し、子供の輝ける場所を見つけよう!

子供 才能

池谷さんは脳科学のシンプルで面白い実験でこの考え方をしめくくっています。

実験
・ネズミに「ラ」の音だけ聞かせて育てると、そのネズミは「ラ」の音への反応のスペシャリストになる。
・けど「ミ」を聞かせると、脳がうまく反応しない。

この実験から言えることは、「良質な体験」を1つ極めても、それ以外の場面に対処できない者にしかなれないということ。勉強ばっかしてても使えない社会人になるなんてことありますよね。

あくまで、「良質」&「多体験」であることが重要と述べていました。

面白いですね!

我が家も子育てにおいて「体験」は何より重視してきた項目です。特に、面白くもない体験をするより、脳からドーパミンがドパドパ出るような体験を、可能な限り経験することを目標にしています。

また、家庭環境は大事だけども、子供の内面を形成するのは、「外部環境」の要素が強いという話も以前記事で書いています!

今日の考えた

まとめ

チェック 「パパは脳研究者」面白くて為になる良書!
ぺこぱぱ
これまでも著書を読んできて、期待しかしてなかったけどさすがの読み応えでしたわ!
ロダ男
この本、タイトル一般公募したんでしょ?w
ぺこぱぱ
そう!応募したけど採用されず…。
ロダ男
どんなタイトルで応募したの?
ぺこぱぱ
スーパーブレイン ペアレンティングアクト(子育て法)!
ロダ男
必殺技かっ!センスなさすぎだろw
ぺこぱぱ
もちろん冗談だけどねw
ロダ男
I know.
ぺこぱぱ
脳だけにね。

そんなわけで「パパは脳研究者」紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?そんなに内容ボロボロ暴露してないので、全容が見えにくい書評になってしまいました。

全体を通して言えることは、

・子育てに関して知的好奇心が満たされる
・子供の発達がよくわかる
・明日から育児に使える役立つ知識もある

そんな本。そして、無機質に「サイエンス的こどもの取説」みたいに書いてある本じゃありません。著者自身の子供への愛情を存分に感じ、一人の親として沢山共感できる本でした。

ぜひ皆さんも読んでみてはいかがでしょうか!以上、おしまい!

今日の一枚

子供 才能

満面の笑みで好きな活動してる時って、一番子供が輝いていて、かつ一番成長している瞬間なんでしょうね!

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4歳のおしゃべり長女&0歳のおしゃぶり長男の父。元々根暗なゲーマー。子供が産まれ一念発起しイクメンに(なりきれてない)。現在「育休中」。一人悶々考えるのが好き。時折それを妻に話すも対して相手にされないのでブログで綴るw ペコパパについて詳細
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