【子供の褒め方】努力できる子は親の声かけが違う?「成長思考」の育て方。

記事が気に入ったらシェアしてね(^^)/

応援する

こんにちは!明日は娘の運動会で今からドキドキしているpeco★papaです!どうしてこう自分のことのように心臓が高鳴るのか…w

さて、今回の記事は以前書いた以下の記事の続きです!

「褒めすぎ」「励ましすぎ」は子供に悪影響?「やれば出来る」がNGワードなわけ。
「あなたはできる子」と「結果」を求めて子供を追い詰めていませんか?正しい自尊心の育み方を考えます。

上記の記事を簡単に要約すると、「励まし」は子供の成長を逆に押し下げたという話でしたね。「やればできる!」「頑張ればできる!」と根拠もないのに言い聞かせていても、かえってダメになるということ。

じゃあ「部活に打ち込む子」「勉強に精を出す子」「習い事を頑張っている子」などなどに、どのような声かけをしてあげればいいのか?

そんな話を今回はしていきたいと思います!

どちらも「子供への声かけ」について示唆に富んだ研究や、声かけのポイントについて詳しくまとまっているので、一部引用させてもらいつつ進めます!

スポンサーリンク
レクラングル大

「結果」ではなく「努力」や「過程」を褒めてあげる

褒める

まず最初に「ある実験」を紹介したいと思います!

子供を「効果的に褒める方法」について、コロンビア大学のミューラー教授らが行った実験です。

実験内容
・小学生をランダムに2つのグループにわけ、IQテストを受けてもらう。
・グループAには、テストの結果に対し、「あなたは頭がいいのね」と褒める。
・グループBには、「あなたはよく頑張ったわね」と褒める。
・その後、2回目・3回目とIQテストを繰り返し、結果を比較する。
実験仮説
「もともとの能力」を褒めると、子供は意欲をなくす?
実験結果
・もともとの能力を褒められると成績は下降する。
・努力を褒められると成績が上昇する。

(引用:学力の経済学)

以上が実験の内容です!いかがでしょうか?

どうやら、子供を“褒めること自体”が悪いのではなく、「もともとある才能かのように褒める」ことが悪いようです。

そうではなく、「結果はあなたの努力の成果」と、「頑張った過程」を褒めることで、より「頑張る意欲」をつけ、「良い結果」が得られるようですね!

努力する子供が持つ「成長思考」とは?

成長思考

前項で書いた、「過程や努力を褒める」というスタイルは、スタンフォード大学のキャロル・ドゥエックが提唱する「成長思考」にも通じます!

アメリカでオバマやビルゲイツ、マークザッカーバーグなども絶賛し言及した「やり抜く力 GRIT(グリット)―人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」」の著者で、米で天才賞と言われる賞を受賞した「アンジェラ・ダックワース」が、「やり抜く力の育て方の例」としてあげたのが、「キャロル・ドゥエック」の成長志向です。(書籍も出ています:マインドセット「やればできる! 」の研究

アメリカでは前から取り組まれていた、「やり抜く力」を育てる教育や、「成長思考」に子供を導く、いわゆる「非認知能力の教育」は、いよいよ2020年、日本でも新学習指導要領に組み込まれるようです。

「GRID(やり抜く力)」や「成長思考」ってなにか?なぜ大事か?などなどについては、別記事でも詳しくまとめています!

「成長思考」について簡単にだけ紹介すると、以下のような感じ。

成長思考
「現在の能力は固定されているものではなく、成長の途中だ」と考える思考のこと。
・「成長型マインドセット」とも呼ばれる。
・その逆を「硬直型マインドセット」と言い、「自分の能力は、生涯変えられない運命的なもの」と考える思考である。

この考え方の差は「4歳までにできあがるようだ」と「成長思考」の研究者本人(キャロルドゥエック)は説明しています。

この話もまた別記事でまとめる予定です!

今回は「子供の成長を促す」ために、「努力や過程を褒めよう!」というテーマなので、次項で具体的な声かけの例をみていきましょう!

具体的な子供の褒め方実践例

励ます

ではここから「じゃあ具体的にどんな褒め方をすればよいの?」という話題に移ります!
「例の通りに褒めるべき」というわけではなく、各家庭や親御さんが言いやすいように改変しながら使ってみるのがいいと思います。自分が言いやすい言い方ってありますからね!

頭がいいのね!はNG。

「頭がいいのね!」と、もともとの才能のように褒めることが子供にとって「マイナス」であることはもうおわかりの通りです!

子供が良い成績をとったりして褒めたい時は、事前に勉強している段階で褒めましょう。

例えば、「今日は1時間も勉強したのか、頑張っているね!」とか。

そうすれば、いざ結果が出たときにも「いつも頑張っていた結果が出たね!」と普段からの努力の成果を讃えることができます。

ついつい言ってしまいがち「絵が上手ね!」

「絵が上手ね!」はついつい言ってしまいますよね。これも結局は「自分には絵の才能がある」という勘違いにつながります。
もっと言ってしまえば、もともとは「絵を描くのが楽しいから描いていた子」が、「褒められるために絵を描く」という動機になってしまいます。

絵を「みてみてー」と持ってきた場合は、「これは何を描いたの?」と尋ね、「お花!」と言えば、「綺麗な色のお花ね!」「この色、ママとっても好きよ!」など、できた作品を共有するイメージで声かけすると良いでしょう!

行動を褒める時の落とし穴

例えば、親が仕事から帰ってくるまでに小学校の宿題を子供が終えてたとしましょう。

つい、「まぁ!帰ってくるまでに宿題終わってるなんて偉いじゃない!」と言ってしまいがちです。

けど逆を返せば、「帰ってくるまでに宿題が終わっていなければ偉くないよ。」と言っているのと同じですよね。

これも単純に、「よく頑張ってるね!」と、行動した努力を褒めてあげましょう。

小さい子が「一人で服を着れた」とか「ボタンをとめれた」なども同様です。

例えば、初めて一人で補助なし自転車に乗れた際に、「流石運動神経抜群!」などと才能を褒めるより、「ここまでよく転んでも起き上がって頑張った!」と、努力が結果を導いたというスタンスで褒めるのが良いですね。

望ましい行動には感謝を伝える褒め方

「兄弟の下の子に優しくできた」「人にありがとうを言えた」などのときに、「よくできました!」というスタンスの褒め方をするのはNGです。

上記の行動を褒めるパターン同様、「出来なければダメだ」と言っているのと同じになってしまいます。

このような場合は、単純に「妹に優しくしてくれて嬉しいわ!」や、「ありがとうって言うのって気持ちがいいね!」と、親が感じた「感情」や「感動」を表現してあげることで、「できなければ悪いことだ」と無用なプレッシャーを与えなくても済みます。

まとめ

褒める

いかがでしたでしょうか?

私もそうですが、ついつい「出来た事実、結果」について言及してしまいがちで、「やった過程」を見落としがちです。

「しからない子育て」「褒めて伸ばす子育て」も流行っており、少子化で「一人っ子」が増えた現代で、子供を「過剰によいしょ」したり「過剰に褒める」ことも礼賛されているようにも思います。

「結果が出せる子」「出来る子」でなければいけないと子供が追い込まれると、逆に「やらない」という選択肢にもつながります。

最近話題になった、アドラー心理学の中でも、「やればできる」と子供をまくし立てると、逆に「やらないでいれば、できない事を隠せる」という行動にでるとも紹介されています。

結果ばかりにこだわらず、頑張った過程に寄り添い、いつも努力を認めてくれる親でありたいものですね!

自分の上司がどっちがいいか?って考えてもわかりますw「結果しかみない上司」と「過程や努力を賞賛してくれる上司」。答えはあきらかですよねw

以上!子供の「努力」や「過程」を褒めることで、「成長志向は育まれる」というお話でした!


peco★papaのおまけの小話
明日は長女の運動会と冒頭で話しましたが、長女はこれまで「秘密の特訓」なるものをしいましたw毎日じゃないですが、かけっこやリレーのバトン渡しなんかを、家でもやってたんですね!そこで明日は、順位が何位だったとか、誰に買った負けたとかを褒める・叱るはナンセンスなのはもう承知!wどういう結果でも、これまで頑張ってきた日々を噛み締めつつ、「いい走りだったよ!(これまでの特訓が実った)」と声をかけてあげようと思います!

関連書籍画像

マインドセット「やればできる! 」の研究:キャロル・ドゥエック

★子供の「成長志向」についてもっと詳しく知りたいかたはこの本!「成長志向」の生みの親「キャロル・ドゥエック」本人の著書です!


学力の経済学:中室牧子

★今回参考にさせてもらった書籍で、教育書として異例の30万部を突破した本。林修先生の番組でも「全国民が一冊持つべき本」と紹介されていましたね!今回の「子供への声かけ」以外にも、育児に関するさまざまなトピックについて科学的・経済学的に言及されている必見の書です!


今日の一枚

今日の一枚

「過程」を褒めたくなるワンシーンw


「イイね」でFollow!
記事更新通知が届く!

Follow求む!!
The following two tabs change content below.
4歳のおしゃべり長女&0歳のおしゃぶり長男の父。元々根暗なゲーマー。子供が産まれ一念発起しイクメンに(なりきれてない)。現在「育休中」。一人悶々考えるのが好き。時折それを妻に話すも対して相手にされないのでブログで綴るw ペコパパについて詳細
スポンサーリンク
レクラングル大
レクラングル大

記事が気に入ったらシェアしてね(^^)/

お父さんもお母さんもお姉さんも