【2020年】学習指導要領でもIQより重要視される「非認知能力」とは?

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みなさんこんにちは!昨日4ヶ月検診行って、長男が栄養指導士の前で笑ったら、「かわいいー!変な笑い方ですねーw」と言われご立腹のpeco★papaです!

いや、本当にそうなんですけどねw長男の笑い方はまさしく明石家さんまそのものですw要するに「ひぃー!!」って引き笑いなんです。

まぁそれはおいといて、先日のニュース記事を読み漁っていると以下の記事を発見しました。

「非認知能力」ってナニ? 実は次期指導要領でも重視

内容としては簡単に言いますと、「2020年から非認知能力が小学校教育で重要視されますよ!」という話。

非認知能力は、アメリカではずっと前から教育関係の人々の間でとりだたされていた話題で、「成功する人って才能のおかげなの?努力のおかげなの?」とか、「IQで測定できる頭のよさと、人間の性格や気質みたいなものは、どちらが重要なの?」という問いに答えるためのキーワードとなっています。

私のブログの過去記事でも非認知能力については何度か取り上げていますが、いよいよ我が家の長女が小学生になるころには、学校教育でも意識され始めるということで、今回は改めて非認知能力について考えて見たいと思います!

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非認知能力とは!

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“非認知能力”と一口に言っても、中身は実は9つの要素からなります!

自己認識:自分に対する自信がある、やり抜く力がある
意欲:やる気がある、意欲的である
忍耐力:忍耐強い、粘り強い、根気がある、気概がある
自制心:意志力が強い、精神力が強い、自制心がある
メタ認知ストラテジー:自分の状況把握、理解度の把握
社会的適正:社会性がある、リーダーシップがある
回復力と対処能力:すぐに立ち直る、うまく対応する
創造性:創造性に富む、工夫をする
性格的な特性:神経質、外交的、好奇心が強い、協調性がある、誠実

2020年からの学校教育では、これまでの座学&詰め込み教育みたいなものから、上記のような能力を意識した教育改革をしていくということですね!

「自分に自信があるか?」と聞かれれば、ほとんどの人が「NO!!」と答える、“自己認識がネガティブな国民性”。
「社会人になっても出世はしたくない、嫌になったら3ヶ月くらいで退職する」など、“意欲、忍耐力の低下が叫ばれる若者”。
他にも「打たれ弱い若者」、「仕事に創造性がない」、「意志力、精神力が弱い」。

上記のようなことが声高に叫ばれている昨今の日本において、非認知能力の向上は急務なのでしょう。(もちろん上記のような言われが全て、“国民の非認知能力の低さのせい”ではないと思います)

非認知能力が重要と注目されたきっかけ

さて、アメリカではもっと前から、「実は教育において伸ばしてあげるべきは、IQより非認知能力だったんだよ!」という議論はされていました。

その議論の裏には、様々な科学的調査・研究に裏付けされたデータがあります。
その代表格が「やり抜く力(グリッド)が人生の成功を決定づけていた」と研究から明らかにしたアンジェラ・ダックワースさんの研究。もう一つは、「小さい頃のマシュマロを食べるのを15分我慢できるかテストするだけで、将来の成功者か予測できた」と明らかにしたウォルター・ミシェルの研究。以下から簡単に紹介しましょう!

アンジェラ・ダックワースの「グリッド」研究

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これに関しては再生数が全世界で1000万回を超えている、本人が語るTEDトークを見るのが実は一番手っ取り早いです!w

「成功する鍵は、やり抜く力」アンジェラリーダックワース

上記の動画を要約すると、「頭がいいだけでは人は成功できなかった。もっと重要な要素があり、それを測定すれば将来の成功者かを予測することができた。その要素とは“やり抜く力(グリッド)だった。」という話。

少し語弊があるが、「頭がいいだけの根性なしは成功しない」という話ですよね…w

ここで先ほどの非認知能力9つをもう一度見て見ると、どれもが“やり抜く力(グリッド)”に重要な要素だと言えます。

・自己認識
自分に自信がなけりゃやり抜く前に頓挫しますよね。
・意欲
やる気がないとやり抜くどころか、何も動き出さないです。
・忍耐力
ネバリ強さは言わずもがなやり抜く力の源ですね。
・自制心
自分を律する強い精神力がないと挫折かだらけます。
・メタ認知ストラテジー
状況把握や理解度の把握はやり抜く過程で大切です。
・社会的適正
社会性があり他者と協調・共闘できれば、やり抜く力の礎になります。
・回復力と対処能力
途中失敗や挫折は訪れます。その時すぐに立ち直る、うまく対応する姿勢も必要。
・創造性
通り一辺倒のやり方しかできない人は、やり抜く力があっても成功しにくいかもしれないですね。
・性格的な特性
上記全ての要素を支える、人としての性格的な資質ももちろん重要です。

さて、もう一つ非認知能力の重要性を語る時に、「グリッド」と並んででてくるのは、実は上記の中にもある自制心です。自制心が何故“成功の鍵か”と考えるとき、ダイエットを例にすればすぐにわかりますかね?w
この自制心について次項で見ていきましょう。

ウォルター・ミシェルの「マシュマロ・テスト」

マシュマロ我慢画像

非認知能力について重大な研究として、アンジェラダックワースのグリッド研究と並んで出てくるのが、ウォルター・ミシェルの「マシュマロテスト」なるもの。

これは説明が簡単で楽です。

実験
何もない部屋に子供を呼んで、「テーブルの上にあるマシュマロは大人が帰ってくるまで我慢しなさい」「できたらもう一個足してあげるから!」と言って15分間退出して戻ってこない。

こういう意地悪な実験ですw実はここで見ているのは「後々のお得のために、今の自分を律することができるか?」です。
これができない子供は、できる子供に比べ、将来成功している可能性が低いらしいです。もしかしたら、宿題よりも遊びばかり優先し夏休みの終わりに苦しんでいるかもしれません。タバコをやめようやめようと思っても3日で終わっているかもしれません。ダイエットしようと思ってもうまくいかないかもしれません。下手すると犯罪に関わることも…。

そんなわけで自制心が大事なわけですね!

どうでしょうか?「グリッド」と「自制心」について話ましたが、この2つは非認知能力の中でも、将来を大きく左右する“最重要”とされる能力です。

小さいお子さんや、中高生のお子さんをお持ちの親御さんも、これまでテストの点数や頭の良さにばかり注目していたなら、上記のような能力も意識する必要が今後はあるかもしれません!
というか、2020年からは日本の教育の中でも、上記で話してきたような要素が重要視されていくわけですね。

まとめ

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ここまで、非認知能力は9種類あって、「グリッド」と「自制心」は中でも大切という話をしてきました。さらに、日本でもいよいよこういった能力に注目が集まってきたわけです。

正直注目が集まる前から、なんとなく皆んな感覚的にはわかっていたことではあるはずです。

「いくら頭がよくても、人間的に魅力がない人って成功しないよね…」
「バカでも一生懸命で、先輩にも可愛がられて、なんか出世していく人っているよね…」
「小さい頃から頭脳明晰だったのに、やることなすこと続かないから、全然大成しないね…」

などなどなどwみんな実は「頭脳より人柄」「頑張る姿勢が大事」「頭がいいだけの木偶の坊もいる」ってわかっていたわけです。

そういう話が、科学を背景として「人にはIQよりもっと大切な、生き抜く力があった」と改めて言われただけなわけですね。

非認知能力だけではなく、アクティブラーニングやSTEM教育など、2020年以降の日本の教育はこれまでと違った変化がどんどん現れてきそうです。時代の流れが早いぶん、教育もどんどんアップデートしていかないと、ただでさえ「遅れている」といわれていますからね日本の教育は…w今後の展開が楽しみです!


peco★papaのおまけの小話
長女は2019年度に小学生になります!つまり2年生になる頃には、指導要領に非認知能力が練りこまれ、必須科目にSTEM教育の一環であるプログラミングの授業がねじ込まれ、英語の授業開始学年は引き下げられます。自分の時代と全然違う状況になっていく学校教育に戸惑いはあります。私はゆとり世代ですから「え?土曜日学校いくの?」くらいな感覚ですwまぁ教育が前進するのは良い事かと思います(してなかったら逆に変)ので、今から小学校入学が楽しみでもあります!

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関連記事「幼児期の教育」が将来を決める科学的根拠
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関連記事幼児期からできる!自制心の鍛え方
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★記事中で紹介した、グリッド研究で「天才賞」を贈られたアンジェラダックワースの著書!グリッド研究の背景から、どのように訓練していけばいいかまで、研究者本人だからかける生の情報満載!

★記事中で紹介した、マシュマロ・テストのウォルター・ミシェルさんが書いた著書。スタンフォード大学で「これまででもっとも成功した研究」と言われたマシュマロテストの実験の背景や、自制心の鍛え方など、上記と合わせて必読の本。


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果たしてうちの長女の「やり抜く力」はいかほどか…。


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4歳のおしゃべり長女&0歳のおしゃぶり長男の父。元々根暗なゲーマー。子供が産まれ一念発起しイクメンに(なりきれてない)。現在「育休中」。一人悶々考えるのが好き。時折それを妻に話すも対して相手にされないのでブログで綴るw ペコパパについて詳細
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