【写真多数】新施設順に旭山動物園の人気施設をレビューしていく②

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 さてさて旭山動物園施設レビュー第②弾です!子連れで年間40回近く旭山を訪れたこともあるpeco★papaが、旭山の主力施設を新施設順で徹底レビューいたします!実際何度も来場している立場から、できるだけ生の情報を盛り込んでお送りします。

 前回の施設レビュー①では「カバ」「キリン」「シロテテナガザル」「レッサー」と紹介しました。カバが溺れかけた話や、ストーカーキリン「げんき」の話。人気のオランウータンに対抗するテナガザルや、“立つ”レッサーパンダ「風太くん」事件についても触れつつ紹介しました。

前回の施設レビュー①はこちら!

【写真多数】新施設順に旭山動物園の人気施設をレビューしていく①
 さて、前回2017年で50周年を迎える旭山動物園の、行動展示だけではない魅力と題して、旭山が来場者へ伝えたいメッセージなどを紹介しまし...

今回も、

・坂東園長が集大成と豪語した「チンパンジーの森」
・共生を目指し悲しい事故も発生した「くもざる・かぴばら館」
・スターウォーズから着想を得た「あざらし館」
・日本の動物園では見られなくなるかもしれない「ホッキョクグマ」

などなど、情報盛りだくさんにお届けします!

※一記事でレビューできないので(情報が多すぎて)、何回かの記事にわけてレビューしております(新しい施設順に、主力施設に焦点を絞って紹介してます。全部は無理なのでw)

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チンパンジーの森

チンパンジーの喧嘩

これはチンパンジーの森の空中トンネルのまさに上!つまりこのトンネル内にいる来場者は、頭上でチンパンジーの取っ組み合いを観戦できる!

 2006年8月にオープン。夏期開園中は屋外や「スカイブリッジ」などからチンパンジーの観察ができ、冬期開園中は屋内のみでチンパンジーを観察できる。屋外放飼場では、さまざまな遊具を使って遊ぶ姿を観察することができます。屋内放飼場は、ガラス一枚でしきられている施設です。今まで感じたことがない距離でチンパンジーを観察することができます。

【マル秘ネタ】坂東元園長が“集大成”と表現した施設。

チンパンジーおんぶ画像

人間顔負けの営みが来場者を飽きさせない。さすが遺伝子的には一番人間に近い類。

チンパンジーの森は、実際行った事がある人はわかると思うが、ペンギンの水中トンネルのようなアクリルトンネルがあり、その中を歩くとチンパンジーが上から飛びかかってきて、トンネルをガンガン叩いてじゃれて来たりする。
これは猛獣館で、ガラス一枚越しのお客さんに飛びかかってくるライオンやトラと同じ“おきゃくさんが動物にとってのねこじゃらし”という発想からきている。動物も退屈しなけりゃ、お客さんも未体験の迫力に感動する、まさに一石二鳥の展示手法ですねw
また、アザラシの縦に泳ぐという野生では当たり前の習性をありのまま見せるため、マリンウェイを作ったように、チンパンジーの自由自在で予測不可能でアグレッシブな動きを最大限引き出すため、ワザと複雑で不安定な形の施設にしたそう。
つまり、「動物の立場で考え」「能力を最大限引き出し」「ありのままの能力にお客さんが感動し」「動物側も退屈せず生き生きする」という、これまでの“行動展示”で示して来た動物園の展示の可能性やノウハウがすべてこの施設に注ぎ込まれているというわけです!

旭山動物園チンパンジーの森画像

このスケールは圧巻。

チンパンジーの森を楽しむポイント

 

坂東園長が集大成とまで言うだけあって、何時間いても飽きのこない施設になっています。それをねらったかのように、わざわざベンチがおいてある(外も中も)ところもまた憎らしいですねw
「ベンチに腰掛けてゆっくり観察しましょう」ということなのでしょうかw
まずこの施設は何時に行ってもOKです。好きな時に好きなだけ座って楽しみましょう。屋内施設でガラスの真ん前を陣取ってると、わざわざ助走までつけたチンパンジーがドロップキックしてきたりしますw子供は驚いて泣き出したりしているレベルです。
屋内を十分楽しんだあとは、二階へとスロープを上がっていきましょう。チンパンジーの空中トンネルでは、上下左右から観察することができます。足元もアクリル板で、真下の地上にいるチンパンジーの営みが覗けるようになっているんですね(傷ついてちょっと視界は悪いw)。真上を見れば、チンパンジーがだらしなく寝ていたり、活発な時は屋内の時同様、攻撃的にじゃれてきます!ただ寝ている姿も、見え方次第で退屈ではないというのは、猛獣館の「頭上のヒョウ」と同じですね!まさしくこれまでの人気施設の“いいとこ全部とり”施設です!

くもざる・かぴばら館

旭山動物園クモザル画像

頭上を見上げるとくもざるがいる。糞尿注意w

2005年8月に完成した「くもざる・かぴばら館」。
第五の手足とも言われる尾を使い移動するクモザルと世界最大のネズミであるカピバラが同居する「混合・共生」の施設。
施設は、上に広がる木をイメージした造りになっており、上にはクモザル、下にはカピバラというすみ分けが出来るようになっている。
(冬期間は室内で過ごしている。展示はクモザルのみで、カピバラは観察スペースなし)

【マル秘ネタ】野生を再現した展示方ならではの悲しい事件

旭山動物園かぴばら画像

実は凶暴?

ここは2種の動物が共存しているという珍しい展示方の施設です。しかし、一度だけ悲しい事故がありました。かぴばらがくもざるを噛み殺してしまったのです。その根本的な理由は目撃者もいなく不明らしいのですが、そのクモザルはしょっちゅうかぴばらの餌を奪ったり、かぴばらのプールに出入りしていたらしいです。
坂東園長は、二匹一緒にしたらどうなるか?と実験的な意味で命を同じ場所に入れているわけではなく、異種混合が当たり前の野生の営みを見せたかったと語っています。動物にとって単調になりがちな一種だけを施設に入れた飼育環境より、動物にとって程度な刺激になって豊かな生活ができるとも語っていました。
悲しい事故を伏せるのもいいですが、私はぜひ子供に「あんなのほほんとした顔の動物でも、一応世界最大のげっ歯類」「歯の威力は人の骨をも砕く」「そんな動物の餌を奪ったり、無理に近づいたら自然界ではすぐやられてしまう」「そうやって動物は身を守って距離感を保って生きている」と学びに変えていきたいところです。

くもざる・かぴぱら館を楽しむポイント!

旭山動物園かぴばら

優雅に並走するかぴばら。凶暴には見えないがやるときはやるのだな…。

この施設も特に何時にということはなく、いつ訪れても楽しめます。
大抵の動物園の「猿の施設」というと、ピラミッド型・やぐら型の施設です。猿山なんか想像してもらってもそうですよね。けどこれでは、本来樹上でこそ自由のきく猿たちを、上へいけば行くほど窮屈にさせます。そこで考えられたのが、樹のように上へ空間が広がって行くこのくもざる・かぴばら館。

旭山動物園画像

上へ上へ空間が広がる。

くもざるは「ひと・チンパンジー・ゴリラ・オランウータン」についで、バンザイができる猿です。肩甲骨が水平だからです。その器用な腕に合わせ、腕ほどの精度で扱える長い尻尾がある。そのため、頭上に広がる開放的な施設でのくもざるの俊敏な動きは、あの“内村航平”ですらくもざるの前では銀メダルだな…と格の違いを感じるでしょうw

あざらし館

旭山動物園アザラシの水中トンネル画像

撮るのが難しいので、動画か肉眼で楽しむのがおすすめ。この写真もフレームアウト&ぶれてるw人で混雑しているとなおのこと写真は諦めたほうがいい。

2004年6月にオープンした「あざらし館」。

屋外は北海道内の漁港をイメージするために、小さな漁船やテトラポットがあります。また、アザラシの野生環境を再現するために、ウミネコ、オジロワシも飼育しています。
館内に入れば、アザラシの特徴的な泳ぎを観察できる「マリンウェイ(円柱水槽)」や大水槽があります。その他にも、北海道の魚類などを観察できる水槽もあります。

【マル秘ネタ】ラッコブームとスターウォーズきっかけで生まれた?

あざらし垂直泳ぎ画像

「秘技!垂直泳ぎ!」昔は垂直にアザラシが泳いだところで誰も見向きもしなかったが、トンネルの展示方により歓声が上がるように。

かつてラッコブームが日本で一世を風靡したころ、「旭山にはラッコはいないのか!」「なんだ。あざらしか。」とお客さんからがっかりされ、「アザラシだってすごいんだ。いつかそれを見せてやりたい」という気持ちがあったと坂東園長は語っています。
アザラシ館の構想のきっかけとなったのは、大阪の「海遊館」で深々としたプールを自由に泳ぎ回るアザラシを見たときだと言います。坂東園長はその時の光景を「アザラシが石のようにピューっと落ちて行くのを見て衝撃を受けた」と語っています。
その光景と、スターウォーズのレイア姫の立体ホログラムのイメージを掛け合わせ、現在のアザラシマリンウェイができたそうです!
封切り初日、視察に来ていた動物園関係者からは、「今まで動物園で歓声が起こるのは、何かのショーをしたときくらいだ。アザラシが泳いだだけで歓声が起こるなんて信じられない。これは動物園の歴史始まって以来だ。」とコメントをいただいたそうです。

あざらし館を楽しむポイント!

旭山動物園アザラシ画像

この施設は何時に来ても楽しめます!好奇心旺盛なアザラシが常に泳いでいます。マリウェイを中々通ってくれないときは、他にも北海道近郊の魚の展示を見たり、充実した飼育員さん手作りの看板などを見て待ちましょう。そうゆうことをしている時に限って「すーっ…」と静かに通って言ったりしますが、ショーではなくアザラシ自身の自然な行動なのでしかたないですw
また、アザラシ館内は暗く、シャッタースピードがかせぎにくい。そしてアザラシはなかなかのスピードでマリンウェイを上下するので、写真に収めるのは一苦労です。ほぼブレますwだから肉眼で堪能するのがおすすめです。どうしても記録したいなら動画で!

ほっきょくぐま館

冬の動物園しろくま画像

冬の夜の北極熊は白と黒のコントラストが映える

2002年9月に完成した「ほっきょくぐま館」。
2カ所の展示場所の1つでは、巨大プールを設置し、ホッキョクグマのダイナミックな飛び込みや泳ぐ姿を観察することが出来ます。
もう一方では、堀を利用し、檻のない放飼場になっており、陸上でのホッキョクグマを観察できます。この場所には、「シールズアイ(カプセル)」があり、アザラシの視点からホッキョクグマを観察することができます。

【マル秘ネタ】日本の動物園からホッキョクグマが消える日

ホッキョクグマと紅葉画像

しろくまと紅葉なんてマッチングは動物園ならではの光景。北極じゃもちろん見られないw

ホッキョクグマといえば、地球温暖化のシンボルとしてよく扱われますよね。北極の氷がとけ、生息地を追われ、食べ物に困っている当事者ですから。当然“絶滅危惧種”に指定されており、日本の動物園でもホッキョクグマを新しく海外から輸入調達することはほぼ不可能となっているそうです。(昔はお金を積めば手に入った)
そのため、各動物園はホッキョクグマの繁殖に本腰を入れ始めています。2年前か3年前に北海道の円山動物園のホッキョクグマが子供を産みましたね!この時ばかりは、旭山フリークの私もちょっと浮気して円山まででかけたものですw

けど、駐車場は1時間まち。こぐまが起きたら人の壁で大変だった覚えがありますw全盛期の旭山も「ホッキョクグマ館1時間待ち!」とかでしたから、ブームは本来“動物を楽しむ”には不向きだとつくづく感じます。
話が逸れましたが、旭山のホッキョクグマも繁殖が期待されています。何度かメスのくまが妊娠疑いで寝室隔離されたことがありましたが、今のとことろおめでたではないようです。
いつかあの目線の高さの巨大水槽を、小さな白熊ベビーが泳ぐ姿がみたい!そんな期待も膨らみますね。

しろくま館を楽しむポイント!

ホッキョクグマ画像

ホッキョクグマのダイブ&遊泳が見たいなら、もぐもぐタイム一択で!ここはその時間を確保しておく価値があります。何故かというと、足繁く通っているともちろんモグモグタイム以外でホッキョクグマが遊泳していることがあるのですが、割りと希です。そのタイミングに旅行者が1日旭山にいる過程で、しかも忙しく園内を回っている中で遭遇できるかと言うと、微妙です。なのでもぐもぐタイムで確実に泳いでいる姿を見ることをおすすめします。
祭日や祝日のもぐもぐタイムともなると、館外まで長蛇の列ができますが、諦めず並んでOKです。なぜかと言うと、3回くらい館内の来場者の“総入れ替え”をしながら見せてくれるから!並んで入れば“入れて・見れます”。ただし最初のダイブから見たいのであれば、開始30分前くらいから館内にいないと、時間が近づくとあっという間に水槽目の前はいっぱいになりますよ!
あと水槽は横に広いワイドスクリーンみたいになっているので、ホッキョクグマがどこから飛び込むかによっては、早くから席取りしたのに、大迫力の飛び込みシーンはまったく見れないということがありますwそれはクマの気分次第なので、運を天にまかせましょうw

まとめ

さて今回は、「チンパンジー」「クモザル、カピバラ」「アザラシ」「ホッキョクグマ」と紹介してきました!
回るコツとしては、ホッキョクグマだけモグモグタイムの時間を抑え、あとはどの時間に行っても楽しめるといった感じでしょうか。
前回のレビュー①も合わせて、旭山zooを回るイメージを立てて見てください!というか、いずれ別記事で「楽しくて効率もいい周り方」みたいの作ろうかな…w
とりあえずは、まだ「オランウータン」「ペンギン」「猛獣」が残ってますので、レビュー③で紹介したいと思います!本日はこれで!

レビュー第1弾

【写真多数】新施設順に旭山動物園の人気施設をレビューしていく①
 さて、前回2017年で50周年を迎える旭山動物園の、行動展示だけではない魅力と題して、旭山が来場者へ伝えたいメッセージなどを紹介しまし...

レビュー第三弾

【写真多数】新施設順に旭山動物園の人気施設をレビューしていく③
旭山人気施設、新着順レビューの第二弾!訪れる際の参考や、行って見たいと思うきっかけになれば幸いです

旭山zooの魅力を語った記事

【開園50周年】旭山動物園の行動展示だけではない魅力
旭山動物園の魅力は“行動展示”だけじゃない!奇跡の動物園が伝えたいメッセージについてまとめました!

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4歳のおしゃべり長女&0歳のおしゃぶり長男の父。元々根暗なゲーマー。子供が産まれ一念発起しイクメンに(なりきれてない)。現在「育休中」。一人悶々考えるのが好き。時折それを妻に話すも対して相手にされないのでブログで綴るw ペコパパについて詳細
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